活性酸素とは


酸化作用の強い毒性酸素、大気中の酸素が体内で変化し、酸化力が強まることで生まれ体内細胞を酸化させるほどに酸化力が強まった酸素を活性酸素といいます。
◎スーパーオキサイドラジカル、ヒドロキシラジカル、一重項酸素、過酸化水素、脂質過酸化ラジカル(過酸化脂質)などが活性酸素![]()
●スーパーオキサイドラジカル
体内で一番はじめに、大量に発生する活性酸素です。体がエネルギーを作るときに、必然的に発生する活性酸素なのです。
この活性酸素は、激しい性質を持ち、細胞を破壊したり、傷つけたりします。しかし、私たちの体にはこれを防御する方法も備えております。
●ヒドロキシラジカル
一番凶暴な活性酸素で、生活習慣病や癌の原因なっている活性酸素
●一重項酸素
普通の酸素(三重項酸素)が変化した活性酸素でX線をうけたり、強い紫外線浴びると体内に大量に発生し、シミ、そばかす、皮膚癌等の原因
●過酸化水素
これ自身は活性ではありませんが、金属イオンや光により容易に分解され、凶暴なヒドロキシラジカルになります。
過酸化水素に水を加えた物が傷の消毒などに使われるオキシドールですが、切り口につけると出血で出てきた赤血球中のヘモグロビン(鉄蛋白)と反応して、ヒドロキシラジカルを発生し、強力な殺菌作用をおこなうことは良く知られております。
●脂質過酸化ラジカル(過酸化脂質)
植物油の中や魚油の中に不飽和脂肪酸が含まれております。
体の中にもこの不飽和脂肪酸が存在して、細胞を作る原料にもなっております。
他の活性酸素によって酸化してでできる脂質過酸化ラジカルは、次々に新しい不飽和脂肪酸を襲って脂質過酸化ラジカルをつくり、その害を拡大していく恐ろしい性質を持っております。


1) 食べたものをエネルギーに変えるとき
2) 紫外線を浴びたとき
3) 細菌やウイルスが体内に入ったとき
4) 怪我などで炎症が起きたとき
5) 激しい運動をしたとき
6) ストレスを感じたとき
7) 食品添加物を摂取したとき
8) 薬を飲んだとき
9) 有害物質を含む煙を吸ったとき(たばこも含む)
10) OA機器などの出す電磁波を浴びたとき
11) お酒を飲んだとき
12) 放射線を浴びたとき


癌、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中、高血圧、アレルギー、肺気腫、肝炎、パーキンソン病、潰瘍性大腸炎、胃潰瘍、アルツハイマー型痴呆症、クローン病、白内障、視力低下、未熟児網膜症、凍傷、やけど、老化、各部の炎症等


病気や老化の原因に活性酸素が関わっていることが解明されると同時に、体内で活性酸素を取り除く、働きが有ることも解明されてきました。
人間や生物は生きていく上で、絶え間なく活性酸素を作り出していますが、そのままでいたら、活性酸素の害ですぐにでも死んでしまうことになります。そのようにならないように体の中で、活性酸素を取り除く、働きが元々備わっております。その作用は、酵素やビタミン類>が消去作用に働いております。


体が活性酸素にうち勝つ手段として、私たちの遺伝子は、酵素を作るように命令しております。SOD・カタラーゼ・グルタチオンペルオキシターゼなどの酵素>がそれです。
食べたものをエネルギーに変えるとき、細胞の中のミトコンドリアが活性酸素を発生させ、又ミトコンドリアでは、活性酸素を取り除く為の酵素「SOD」も同時に作られるのです。SODはスーパーオキサイドディスムターゼの略>です。SODはタンパク質を主原料としています。これを助ける物質が必要でマンガンや銅、亜鉛などのミネラル>だといわれています。 過酸化脂質を取り除くのが、グルタチオンペルオキシターゼやカタラーゼという酵素です。 この主原料もタンパク質ですが、その活性中心はセレニウム。>カタラーゼの主成分もタンパク質で、活性中心は鉄>なのです。


体の中で作られるSODなどの酵素は、活性酸素退治の先発隊。しかし、活性酸素退治にはこれだけでは充分ではありません。処理しきれなかったスーパーオキ サイドラジカルや過酸化水素は、変化してヒドロキシラジカルという凶暴な活性酸素になってしまいます。これらをやっつけるのが、ビタミン類です。
スカベンジャー効果が有るビタミンは、ビタミンA(カロチン)・ビタミンC(アスコルビン酸)・ビタミンE(トコフェロール)・アルファリポ酸・ビタミンB2・ナイアシン(ビタミンB3,ニコチン酸)・葉酸・ビタミンKなどがあります。
この中で特に強力なのが、カロチン、ビタミンC、ビタミンEとアルファリポ酸です。
カロチンは、ヒドロキシルラジカルに対して強力な消去作用をもち、ビタミンEは、ヒドロキシルラジカルと一重項酸素に対する消去作用が豊かです。ビタミンCは、 ほとんどの活性酸素に対して対抗できると言われています。 生物は昔からこのビタミン類をスカベンジャーとして利用してきました。しかし、植物や動物(一 部を除く)は体内でビタミンを合成すことができるのに対して、人間は体の中でビタミンを作ることができません。食物を外から補給する事しかできません。


体がSODを作り出すのに欠かせないのがミネラルです。 重要な成分がマンガン・銅・亜鉛というミネラルで、最近は食物の中のミネラルがだんだん減ってき ていると言われています。食生活の欧米化に加え、水質の悪化、土壌の酸化、化学肥料の大量散布などが、食物からミネラルを奪っているのです。 私たちは、 心がけてミネラルを摂るようにしないと、体の中でSODが充分に作れないことになります。

代表的なものは、キサントフィル・フラボノイド・カテキン・アントシアニン・クロロフィル・クロレラ等です。
キサントフィルは、カボチャの黄色の部分、イクラ、鮭の身、卵黄 カテキンは、お茶 フラボノイドは、オレンジ・レモン・大豆・ブルベリーの他、ビー ル・コーヒー・ワイン・紅茶にも含まれています。最もスカベンジャー効果があるのは、抹茶やイチョウの緑だと言われています。